地球散歩

現役添乗員による旅にマツワル☆ブログ

「ぶらりあか散歩 〜 北九州 編 〜 」 その1

お客様に、よくこんな話をする。

 

個人的な意見ですが、と前置きをして………。

旅ってね、『へぇ〜。』『わぁ〜!』『きゃぁ〜〜っ!!』だと思ってるんですよ……ってな感じで話し出すの。

 

『へぇ〜』は、新しい知識を得た時に。

『わぁ〜!』は、雄大な景色なんかを見て感動した時に。

『きゃぁ〜〜っ!!』は、異文化に触れてビックリしちまった時に。

 

旅って、こんな事を経験する為にあるんじゃないかなって思うのです☺️

 

受動的な旅ってちょっと物足りない。自分から発見しまくって、笑いまくって、少しだけ感性豊かにして自分の居場所に帰る。その繰り返し。そんなアディクションなら悪くない。

 

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ベトナムホーチミンバイク軍団!今回の旅とは関係なぁーーーしっ(笑)!

 

 

 

今回は、お正月に福岡に帰省した際に小倉〜門司へぶらりプチ旅をしてきました! 

 

さて、実家の最寄駅のファミリーマートに朝食でも調達しようかと立ち寄った。おにぎりコーナーを見ていて「お?」と、目についたのは「鶏めしおむすびセット」298円。おにぎり2個と唐揚げとソーセージと卵焼きがセットになって298円。安い。安すぎるし、コレは東京では見ないパッケージな気がした(東京にもあったらメンゴw)。レジに持っていき、何気なく店員さんのネームプレートを見て「お?」。

そこには「カルキ・ラム・クマ」とあった。

『名前に2匹も動物が入っとるっ!きゃぁ〜わいぃ〜〜!』

 

旅に出る興奮と相まって、変に萌えた(笑)!

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遠足だわぁ〜〜い☺️

 

 

今回の目的の一つは、小倉にある『昭和映画館』という1939年開館の昭和レトロな映画館で二本立ての映画を観ること。

 ミニシアター並びに名画座の性格を合わせ持つこの映画館では、映画2本が1100円で楽しめるのです!

小倉駅から10分弱で到着します。はやる気持ちを抑えて歩く道すがら、通りのバスを眺めて「お?」。

 

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終点が「愛の家」って……。むちゃ気になるw

 

 

着いた所はどんなとこ?

 

はい、どーーーんっ👊

 

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こんなトコ。

 

すぐ近くには“北九州の台所”と呼ばれる「旦過市場」があり、持ち込み自由!飲食自由!なこちらの映画館では、市場で買った海苔巻きなんかを頬張る事もできるとです☺️

 

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お支払いを済ませて中へ〜〜。

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この古き良き映画館を残す為に、高倉健さんなんかも「頑張ってよぉ〜」とエールを送った、なんて逸話も残る。

 

1996年辺りから徐々に映画は1本のみの完全入れ替え制という現在のスタイルに移行していきます。皆様は、初めて映画館へ行った日のことなんて覚えてますか?

 

おじいちゃんに手を取られ、初めて観た映画は1981年公開のセミ・ドキュメンタリー映画【典子は今】でした(サリドマイド病で両腕のない辻典子さん本人が主演し、その生活を映し出していた)。正直、おじいちゃんを少し恨んだ(笑)!

まだ小学校低学年だった私には、ラストで典子さんが海に飛び込むシーンは衝撃的過ぎたのでした(笑)!

また、子供同士で初めて映画館に足を運んだのは小学校高学年になった頃。チェッカーズ主演の【TAN TAN たぬき】と漂流教室(覚えてないっす💦)みたいなちょい怖の映画だった気がします。

テレビでは毎週のようにジャッキー・チェン酔拳やら蛇拳やら笑拳が流れていた、そんな時代でした。

 

この日観たのは、この2本。

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映画評論家じゃないので内容には触れませんが、ラインナップがお洒落です。「悪い男と悪い女」の二本立てって……(笑)!

 

1本目を楽しみ尽くし、合間の10分で旦過市場へ走りました。お腹が空いたとです。

 

180mに渡って伸びるその市場の活気のある事といったらっ‼️一瞬で興奮ψ(`∇´)ψ

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次回はココを目的に来ますわー。

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鮮度の良いお寿司を買って、映画館にダッシュっ🏃🏃🏃🏃🏃

 

 

 

そんなこんなで頭の中も遠い昔にタイムスリップさせたりさ(思考の旅路)。たっぷり刺激を頂いたら……。

 

 

お風呂に入りたくなっちゃったの(笑)!しかも、出来れば海を見ながら(笑)!

 

 

再び鹿児島本線に乗り、少し北へ進路を取り「門司」へ。

遠くに関門海峡を眺めながら、電車の中で調べた「楽の湯」を目指しました。

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頭に地図を描いてみると、目の前は山口県

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普通のスーパー銭湯ですが、炭酸風呂が気持ち良かった☺️

 

 

お風呂を出たら、心地いい風とでっかい夕日が「よか一日だったかい?」と肩をたたく。

 

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門司から1時間と少し。

 

友達とビールの待つ“天神”へ引き返し、今日のお散歩はおーーーーしまいっ☺️

 

 

 

旅はいつだって貴方のものであり、貴方次第。

 

ヘェ〜!わぁ〜〜!きゃぁ〜〜っ!で今年も楽しんで行きましょうねっ*\(^o^)/*

 

 

皆様、良い1週間をっ(^_−)−☆

 

 

 

 

 

『皆様❗️明けましておめでとうございます‼️2017❤️』

明けましたねぇ〜〜。明けましたよぉ〜〜*(^o^)/*

 

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グランド・キャニオンの朝日より

 

 

 

様々な夢や希望や野望を胸に、せっせとお餅を食べている事かと思いますψ(`∇´)ψ

わたくしも、今年も元気いっぱいに旅行道を邁進したいと思います。よろしくお願い申し上げます!

 

 

 

今年の野望(イベント)の1つとして『あか姉さんのワイン散歩』と題して、世界中から集めてきたワインや 怪しい缶詰(笑)や手作り料理などを提供出来る場を作っていこうか、と考えています。お友達のお店のイベントとしてね。3ヶ月に1回くらい出来たらいいかなぁ〜〜、なんて新春の目標の一つ❤️

 

ちなみに、ワインは直接持ち帰るので輸入品と違い“酸化防止剤”が入ってないので、より美味しいハズです👊

昨年最後のツアーは南米(ペルーとボリビア)だったので、そちらのワインもありますよー☺️お愉しみにぃ〜〜。

 

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ウユニ塩湖にて。お酒を愛する私が持参したトリックアートのアイテムは「山崎」ウィスキー❗️

 

 

 

 

あ、さて。あ、さて。あ、さてさてさてさて〜〜♬

 

何から書き出しましょうかねぇ〜〜。ふむ。

 

 

 

添乗員として1番多く受ける質問は『何処の国が1番好きですかぁ〜〜?』というもの、でしょうか?毎ツアー聞かれている気がします(笑)。

 

 

この答えはズバリっ❗️トルコです‼️

 

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カッパドキアのバルーンツアーは、夢のような経験となるでしょう☺️

 

と、ニュースを観ながらこのブログを書いていたら元旦からトルコのテロのニュースが流れ……憤りと悲しみで書きにくくなってしまいましたが。。。

 

ま、(ご理解頂けると思いますが)この回答にはかなり個人的な経験と好みが含まれますけどね☺️

 

とは言いましても、添乗員は行く場所を自分で決められる訳ではないので私もまだ50ヶ国弱しか行った事はないのですよ(ただし、同じ国に10〜50回行ったりしますがw)。

ですから、添乗員として「好きだっ❗️」と思える国はいずれも『そこに住む人々を愛せる国』と言えるんじゃないかな?オモロい人々、お茶目な人々etc………。観光場所は流石に10回以上見ると、心は動きにくくなっちゃいますのでね。

 

日本人は、直ぐにニュースに踊らされがちですので、今の情勢でトルコに行く方は少ないとは思います。

 

がっ‼️

アジア大陸とヨーロッパ大陸を繋ぐ唯一の国トルコ。立ち並ぶモスクのオリエンタルな姿、美味しすぎる料理、エフェスのローマ遺跡、エーゲ海や地中海や黒海のリゾート、そして………。

 

優しく、義理深く、楽しく、愛情深いトルコの人々。

 

震災の時、1番にメールをくれたのもトルコの友人でした。

初めてイスタンブール空港に降り立ったとき、「あ〜〜。この土地は私を迎えてくれている。」と、訳もなく感じたのを覚えています。2年前までは1年に6回は必ず訪れていたトルコ。

いつか必ず、オリジナルのトルコツアーを作るのも私の夢の一つですっ👊

 

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世界遺産“パムッカレ”にて。石灰の温泉棚田。

 

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優しいドライバーさん達。トルコのツアーは長距離走るのでいつもドライバーは2人。

 

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行きつけのローカルレストランのご家族。元気かなぁ〜〜♬

 

 

あとは、南米、クロアチアラオス、エジプト………ってw。

どの国にも必ず良いところ(オススメポイント)があります(笑)!で、「好み」は様々なので、皆様誰かに『何処の国が1番好きですかぁ〜〜?』と質問する場合は

「歴史が好きなんですが…」とか

「建築物に興味があるんですが…」とか

「雄大な自然を見てみたいのですが…」

など、枕ことば?を付けて頂けると答えやすいですね☺️

 

 

2017年‼️皆様はどんな景色を眺めるのでしょう?どんな経験をなさるのでしょう?

楽しみで仕方がないですね☺️

 

私の今年最初のツアーは中欧(ドイツ、オーストリア、ハンガリーチェコスロバキア)になりそうです。

 

今年も《行った気になれる旅日記》などなど、旅にまつわる記事を毎週月曜日配信で頑張っていこうと思います。《参加型ブログ》になるとオモロいかなー、と思っているのでどんな些細な事でも、質問・ご意見はこちらまで↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

chikyusanpo2016@gmail.com

 

では、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます*(^o^)/*

 

                                    2017年1月2日(月曜日)         現役添乗員    大山 あかね

 

 

 

 

「ぶらりあか散歩 〜ブータン編 〜 」 その3

旅行愛好者から「最後の秘境」と評されるブータンですが(本当かっw?)、まだまだ伝えたい事がありまして、「その3」書かせて頂きます!レッツゴー👊

 

ブータンは九州くらいの大きさで……と、「その1」でお伝えしましたが、なんと!1つの国において信号機が一機もないのです(笑)!唯一、首都ティンプーの交差点に交通整理の為の警察官が夕方になると立つ(手旗信号)という………(爆)

40年程前にその交差点に信号機を設置したらしいですが、みんな使い方がわからなくて事故が頻発し、取り外したとの事(ガイド談w)

 

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(写真は借用しました)

 

ね!車はちゃんとあるでしょ?基本的には、ドライバー同士のアイコンタクトと思いやりで支障の無いブータンな訳です。感動っ💦

 

 

 ツアー中に一度、山を下っている際に事故渋滞があったんですが(一車線しかないから問題あると大変よねー。)、その際の静けさも強く印象に残っています。誰もクラクションなんて鳴らさないし、怒らないし、ただただ処理を待っていたのです☺️

ウチのガイドちゃんは何やら興奮気味に「ちょっとiPad mini貸してっ!」と、わたしのiPad miniを引っ掴み先頭まで走っていき事故の様子を100枚くらい撮ってきて、満足そうに

「ねっ!」

と言って私に戻しました。何が

「ねっ!」

なのかはサッパリわかりませんでしたが、余程に珍しい事だったのでしょう。(その頃は、まだブログをやるとは思ってなかったので「100枚も撮りくさって、コノバカちんがぁ〜〜!」と、事故写真を全削除しちゃってて残念💦)

 

 

ただ、暇ですからみんなドマを噛みます(笑)!で、道路は真っ赤に染まります(爆)!

 

 

さてさて、ブータンの観光は主に「ゾン」と呼ばれるその都市の市庁舎であり、かつての要塞であり、お寺や寄宿舎を兼ねた所を巡るのですが、見事な匠の技が光っています。

 

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 パロ・ゾン

 

 

 このブータンの建築様式の変わっている所は、設計図がない!という点と測量に使う単位が、その匠の身体を使う!という事。


例えば「匠の肘から手首までの長さ、何個分」とかね。

 

流石に現代はこの方式ではないと思いますが、古い建物はそれ故に「唯一無二」の建築物、ともなるそうです。

 

 

また、プナカのロベサ村では太古から男根が守り神(魔除け)となっており、その村に残る伝承はどのような角度から話そうとしても、、、詰まる所「精子で悪魔を退治した」ってなっちゃって(笑)、なんともかんとも……にんにんっ(≧∇≦)

 

そこには、“チミ・ラカン”という子宝に恵まれると言われる寺がありますが…………自身に関しては、今の所ご利益なしです( ̄◇ ̄;)

 

ちなみに、男根崇拝は全国にあったそうですが羞恥心と共にその信仰は薄れていっているそうです。

 

 


世界で最もショッキングな土産屋www

 

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レストランの看板がっ………Σ(゚д゚lll)

 

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オモロ過ぎるでしょ〜〜w

 

 

最後に。ブータンで1番有名な日本人について記しておきましょう。

 

西岡京治

1964年5月に海外技術協力団(現在のJICA)で、農業技術を伝えるためにブータンに渡りおよそ30年、1992年3月21日に敗血症で亡くなるその日まで、ブータンの農業の発展に尽力した方です。

農業国でありながら、その標高の高さと寒さで上手く作物が獲れなかったブータンに様々な技術を伝えました。

 

 ブータンで最初の本格的な農場試験場を作り、ダイコン、トマト、キャベツ、米などを育てて行きました。ブータンに渡り16年後、国王より「ダジョー(最高の人)」の称号を賜り、1992年3月26日に国葬にて荼毘に臥されたそうです。

国葬には5000人もの国民が参列し尊敬と感謝の気持ちで葬られたそうです。

 

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パロ市街の高台にある彼のお墓“西岡チョルテン”ではためくダルシン

 

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彼の努力の結晶の棚田の前にて(の、が多いw)

 

さてさて、まだまだお伝えしたい事のあるブータンですが、今回はこの辺で。多分「その4」をいつか書くでしょう☀️

 

 

ちなみに、ブータンではお土産に出来るものが殆どありません(笑)!私が買ったものといえば……。

 

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国産ウィスキーと唐辛子

 

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ブッタ様のありがたい言葉がプリントされた布バッグ。このバッグを持っていると色んな人が話しかけてきます。外国の方には「わかってるんだけど、なかなか出来ないよねぇ〜〜!」とか、お疲れ気味の日本人には「心の拠り所にしたいから写メ撮らせて!」とか(笑)!

 

 

 

 

2016年9月22日からスタートしたブログですが、今年はコレで最後の投稿となります。毎週月曜日配信で、3年間続ける予定です。3年後に打ち上げたい花火があるので(≧∇≦)

 

可能であればどうか、『読者登録』をお願いします。ブログを広める為に、皆様の力をお貸しくださいませ!よろしくお願い申し上げますm(_ _)m

 

 

でわでわ皆様‼️

始めたばかりの拙いブログをお読み頂きありがとうございました。

来年の皆様の更なるご発展と健康と幸せをお祈りしておりますっ👊

また来年っ💕

 

                                                               2016年12月26日(月曜日)        現役添乗員   大山 あかね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『南米便り 〜 長い言い訳 〜 』

今日本は、何日の何曜日なのでしょうか?

 

それさえ分からぬほどに遠い場所にいる、大山です。12/18に成田を出発し、ようやく文明の力(Wi-Fi)をGETした訳であります。このWi-Fiも、いつ使えなくなるか分からないので、「ブータン その3」は来週に持ち越し、今回は軽い近況報告とさせて頂きます(>人<;)

 

憧れだったペルーにも、かれこれ10回以上は来たのでしょうか?今回も雨季にも関わらず、素敵な表情を見せてくれたマチュ様っ❤️

 

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今回は添乗人生10年の中で初めて「コンタクトを忘れる」という失態を犯し、眼鏡で戦っております。

 

ここで、晴天のマチュ様と比較してみましょうか?皆様は、どちらがお好みでしょうか?

 

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個人的意見としては、雲海に見え隠れするマチュ様かなぁ〜、と思います。かつてスペインに攻め落とされたペルー。そんな時代の中で、スペインに見つからずにひっそりと姿を潜め続けたマチュピチュの吐息が聞こえるように感じるのです。

通常のツアーでは、マチュピチュの観光は3時間です(遺跡の中にはお手洗いがありませんので、この辺りが限界かなーって感じ?)。しかし、この3時間の中でコロコロと表情を変える(雲に隠れてみたり、いきなりスカッと晴れたり、小雨に土の香りを感じたり)事の多い雨季も、なかなかのオススメな訳です。あと、空いているのもいい!

 

それでですね!この何度も訪れたペルーで、どーーーしても食べてみたい物がありましたのぉぉぉ〜!

 

そ、れ、はっ!

 

【クイ】ですぅ〜〜。クイ、ってなぁ〜〜に?それは、日本名「テンジクネズミ」ですぅ〜〜☺️

 

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スペイン人達がやって来て、牛や豚が南米で飼育されるようになる前からアンデスの人々にとっては、リャマと並び重要なタンパク源であったクイちゃん。今では、お祝い事などで食される高級食材ですの。前々からチャンスを狙っていたわたくしは、とうとう今回夕食時に持ち込むことに成功!

 

はい!クイの丸焼きどぉぉぉぉーーーーーん👊

 

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悲鳴とかしちゃうっ(笑)?

 

これがね、、、、、、正直、超絶美味でした!

 

今でも田舎では各家庭にクイを飼育しているそうで、また味付けも各家庭により違うそうです。

 

基本的にはお腹を出し、中に“ワカタイ”と呼ばれる香辛料などを入れ、丸焼きにしたものが提供されていますが、地域によって、唐揚げにしたり煮込んだりするそうです。

 

例えば、今回のガイドのカルロスさん宅では、血抜きした際の血をクイに塗り、2時間ほど天日干しにしてから作るとか、他所の家ではクイにレモンを塗りまくる、、、、、、、などなど。

パリッパリの皮と鶏肉のような肉の口当たりも味付けも素晴らしかったです☺️

 

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そして今、私はボリビアにいます。

 

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列車の墓場にて。

 

明日はいよいよ「ウユニ塩湖」!また詳しく、その景色についてはお伝えすることにします!

 

ロサンゼルスでのトランジット10時間、ウルバンバのホテルでは突然の暴風と雹と雷雨によりベッドサイドまで雨が侵入したり、連日の4時起きに意識を飛ばしそうになり、そしてウユニ塩湖でのストによりスーツケースを持ってくることが出来ず、、、、、と、今回も刺激的な毎日ですがお客様の笑顔に救われ、今年最後のツアーも後半戦。

 

南米からの日記になってしまいましたが(内容薄くて恐縮です!)、皆様も2016年ラストスパート!

【思い煩うこと無く楽しく生きよ!】

風邪などにご留意され、今週も笑顔の1週間をっ☺️

 

 

 

 

 

「ぶらりあか散歩 〜ブータン編〜 」 その2

ブータンとはどんな国か………。この犬達の弛緩しきった寝姿は、その穏やかさを象徴しているように思います。

 

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割と交通量のある道路にて。

 

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 タクツァン僧院第一展望台(標高2800m)にて。

 

みーーーんな野良ちゃんですが、ちゃーーーーんと国が狂犬病の注射もしているし、ここはブータン、輪廻転生を基軸とするチベット仏教の国。殺生なんかいたしません。ご飯も近隣の方がキチンと与えています。ですから、昼間はどこ行ってもワンちゃん達はこんな状態(笑)!そして、夜中に大合唱を始めます。もうね、ウルサいとかじゃなくてそのイキイキとした雄叫びに感動すらする。

そもそも「犬」の先祖は「狼」だそうで、その狩猟本能の名残り(獲物が寝静まった夜に狩りをするので、夜行性)で昼間に眠っちゃうそうです。ですが、我々の近くにいる犬達は「人間と暮らす事を決めた犬」なので、人間の生活パターンに沿うように進化してきているそうです。

そう考えると、ブータンでは犬がより「犬らしく」生きているのだなぁー、と思う訳です。ふむ。

 

☆「ブータン旅行記」は、沢山ネットに上がっているのでここでは特に「観光地」について詳しくは触れない予定です。あしからず。

 

 

 

ツアー4日目だったでしょうか……。その日はブータンの観光地の中で、1番最後に外国人へ向けて開かれた街「ハ」へ行く事になっていました。途中、自動車道としてはブータンで1番標高の高い「チェレ・ラ峠  3988m」で標高3500m以上でしか見られないという「ブルーポピー」を探したり……f:id:chikyusanpo:20161211133714j:image一株だけ発見!

 

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ガスっていましたが、風に棚引くタルチョ(五色の旗)とダルシン(白い経文文が書かれた旗)はとても幻想的でした。このタルチョとダルシンは必ず風の通り道にあります。風に一回はためく度に「一回お経を読んだ事になる」と考えられています。ブータンにはお墓もお葬式もありません。肉体はただ土に還り魂は天上で生きています。その天上人の幸福を祈り旗は風と共に在るのです。

 

峠を下りながら手元の書類を見ていました。

 

「ん?」

 

昼食のレストラン名が書いてありません。

 

大山:「今日のお昼って何処で食べるのー?」

ガイドさん:「青空レストランですっ👊」

大山:「んっ?んんっ?」「青空レストランって、何処にあるのぉー?」

ガイドさん:「人が居れば、そこですっ👊」

 

はい、「青空レストラン」どぉぉぉーーーん!

 

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ギャグかと思いました(笑)!ちなみにこの日は、殆どが「青空トイレ」でしたが…σ(^_^;)

 

その「ハ」という村には、まだ外国人を受け入れられるレストランがない、との事でした。お客様と車座になってご飯を食べていたら、1人のお客様が突然『ぎゃぁぁぁ〜!』っと叫びました。

 

大山:「どーしましたっ⁉️」

お客様:「いえ、、、いえ何でも、、、。」

大山:「言ってください‼️どーしたってんですかっ‼️」

お客様:「食事中にすいません、、、。」

 

臭くないから気が付かなかったが、目の前にCoCo壱番屋のカレー大盛り(1300g)程の馬糞がモリッとあったそうなw

 

ご飯はこんな感じです。

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ご飯は赤米です。ブータンの人はおかずはエマダツィ(唐辛子とチーズの煮込み。辛いけど美味い!)が基本で、赤米を山盛り食べます。標高が高いので、野菜が栽培し辛いので唐辛子を野菜として食べるのです。

 

峠を越え青空トイレに耐え、向かった「ハ」は本当にただの農村です(笑)!ちょっと商店を覗いてみましたが……。

 

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昭和レトロぉぉぉ〜〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*ぶら下がっているのは「干しチーズ」ブータン人の大好物!だけど、私には食べれんやったぁー(笑)!1時間舐めても齧れなかった(笑)!しかも、味がない(笑)!

 

 

ここでちょっと一言。

私がツアーの始まりに、よくお客様にお願いする事があります。(共感頂けたらありがたいですが)日本という国はサービスや清潔さや様々なシステム(交通機関含めて)が世界一だと思います。とても素晴らしい事ですが、コレが旅においてちょいとネックになる事があるんです。どうか……。

「日本と比べないで下さい。日本と比べると、不満が多くなります。不満が多いと旅が楽しくなくなります。願わくば、違った環境やトラブルすら楽しんでください。」

 

個人的には、コレが出来ない方は旅行に向かないと思っています(笑)!ホテルに歯ブラシを置くシステムがない国で「歯ブラシがないっ!」と、怒っても意味がないのです。だから、自分が快適な環境で居られるように【工夫】をしましょうね☺️

ちなみに私は自分の好きなものは基本的に全部持って行きます。美味しいドリップコーヒー→お湯を沸かすポット→マグカップ、とか。国によっては、アロマグッズや蚊取り線香などなど。

 

 

今週はいよいよウユニ塩湖のあるボリビアに出発ですが、ウユニ塩湖も青空トイレですので、どーやっていい環境を作るか思案中です(笑)!めっちゃいいトイレ、作っちゃおーーーーっと👊

 

 

ブータンの事、3回で書ききれるかしらぁ〜〜。来週に続く。皆様、健やかな一週間をぉぉぉ〜〜❤️

 

 

 

          

 

「 ぶらりあか散歩 〜ブータン編〜 」 その1

今年も残す所1ヶ月となりました。皆様、安寧な日々をお過ごしでしょうか?

 

2016年最後のシリーズは「ブータン編」を3回に渡ってお送りしたいと思います。

 

あぁ〜〜ブータンっ❤️(ため息)

今年もお陰さまで色々な国に行かせて頂きましたが、その中でも1番強烈に印象に残った国がブータンでした。ある意味、本物の「カルチャーショック」というのを受けたのだと思います。もしも世界がブータンに学べば、大きな変化を産んでくれるだろうに………と、今も思う程に。

 

さてさて!“行った気になれる旅日記”ブータン編のスタートです!

 

ブータンの国土はおよそ九州くらい。人口は約72万人で東京都練馬区くらいらしーです(さっぱりイメージ出来ませんねw)。日本からの直行便はなく、タイやインド・ネパールを経由してブータンの首都、ティンプーにある国際空港に到着します。我々はタイのバンコクまでタイ航空、そこからブータン国営機「ドゥルクエアー」に乗りました。

 

ドゥルクエアーの機内食↓↓↓↓↓

 

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素朴で悪くない☺️

 

降機したら、徒歩でてくてくターミナルへ↓↓↓↓↓

 

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滑走路はたったの1本です(笑)↓↓↓↓↓↓

 

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どこが滑走路かわかりますかぁ〜〜?

 

現国王のジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク夫妻が2011年に訪日されてから、一気にブータンは知られるところとなりました。同時にGNHという「国民総幸福」によって国の豊かさを測る世界唯一の国としても有名になりました。

他にも、ブータンには独自のシステムが沢山あります。例えば、世界で唯一の「禁煙国家」です。国内で煙草を販売してませんし、人前で煙草を吸うと懲罰の対象となります。外国人旅行者は、持ち込みが1カートンまでオッケーですが関税が200%かけられますし、やはりホテルの自室以外では吸えません。これは、2004年の12月から施行されていますが、あまりにも大麻を吸う人が多かったので『煙の出る物はき、ん、しぃ〜〜🙅』となったそうです(笑)!

でも、他の嗜好品として『ドマ』というモノがあるのですが、これまた恐ろしい代物ですΣ(゚д゚lll)

ビンロウジュの葉っぱと石灰のペーストと胡椒などを口に含んで、嚙みカミカミカミっするのです。

 

ドマのパッケージ↓↓↓↓↓

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すると、口の中は真っ赤になります(写真が無くて残念)。で、その液体を容赦なく道路に吐きつけるので道路は赤く染まり、笑顔をされても口ん中真っ赤!という、見慣れない我々日本人にとっては阿鼻叫喚たる眺めに仕上がります(笑)!ちなみに、このドマはインド辺りでもメジャーらしいです。

 

それから、観光のシステムも独特です。

 

観光客1人につき1日最低200ドルかかります。この200ドルには、車とドライバーとガイドと食事とホテル代が含まれます。VISAも必要ですし、バックパッカーがフラリとやって来て野宿……なんてことも出来ない訳です。治安にもいいし、雇用確保も出来ますので「あったまいいなぁ〜〜」と、思います。

 

ガイドさん達もなかなかのイケメンです〜☺️

 

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男性の民族衣装を「ゴ」といいます。ってか、足細いと思いません?

 

ブータンの平均標高は2000mくらいで、山と谷の多い地形。で、車はありますがそこまで交通網が発達してないので、とにかくブータン人は歩きます(笑)!その脚で、山を越え谷へ下ります。ガイドさん達に聞いても「1日3時間くらい歩くのは当たり前田のクラッカーだ」と言ってました。そして、この民族衣装を仕事中は着用する義務がありますし(スーツの扱いね)、学生服としても着用します。さらに、建築物の建築様式も形状が国から義務付けされているので、観光客として目に映る景色は全てが「あ〜〜、ブータンっぽいっ❤️」と、なる訳です。もうね、全てが【野外民族博物館】って感じです。

 

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素朴さが滲み出ちゃってる女学生達☺️女性の民族衣装は「キラ」と言います。

 

って訳で、「独特な文化」を半分くらい書いただけでこのボリュームになっちゃう今年大好きになった国「ブータン」の話は来週に続きます。

 

わたしはと言えば、来週末からペルー&ボリビアです。今時点で10本のホホバオイルを頼まれています(笑)!「わたしもわたしも!」という方はこちらまで↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

chikyusanpo2016@gmail.com

 

では、忘年会も続くでしょうがお身体ご自愛されまして、麗しい1週間をっ( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『❤️❤️❤️〜愛しのぉ〜読者様っ❤️❤️❤️』 第一幕

おはようございますっ☺️

今週は、イタリアはローマからの更新ですぅ〜〜。

 

はい、どぉぉぉぉ〜〜ん!

 

 

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ピサの斜塔だよー。斜塔は、うーーーーしろぉーだよぉー\(^o^)/手前が洗礼堂(でっかーい☺️)、真ん中にドゥオーモ、奥が斜塔。斜塔ばかりが有名ですが、地盤に砂と水が多い事が原因でこの様な状態になっているので、ちゃーーーんと?他の建物も傾いてるんですよ(笑)!わかります?

 

斜塔どぉぉぉぉーーーーんっ👊

 

 

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ウェディングケーキみたいね。丁度いい時間に到着出来て、夕陽を浴びた姿が美しかったです。

 

多分初めてピサに行くと、バスを降りた時から「何で?何で何で?」って思う事になると思います。それは、いきなり(アフリカンな)黒人がウヨウヨしている事。

 

その中の1人にイキナリ「僕たちの事、泥棒だと思ってるでしょー!」と日本語で言われて若干ビックリしたけど、そんな言葉を覚えちゃうような環境にいるんだなー、と切なくなっちゃったよぉ。

 

聞くと、ピサは以前よりセネガルからの移民を受け入れているそうで、セネガルの方々にとっては来やすい土地のようです。ただ、ヤケに傘を売ってるんだよねぇ〜〜。晴れてるのに(笑)!

 

それだけは、謎ですw

 

 

 

ってね、今回は「あか散歩シリーズ」じゃないのよぉ〜〜、奥さんっ!

 

新シリーズです。何回か書いておりますが、「こんなもの買って来て欲しいぃ〜〜!」とかあったらご遠慮なくぅ〜〜!と、コンタクトの為のgmailを記載しておりますが、とうとう来ましたっ☺️

 

 

オーストリアの老舗チョコレートメーカーの『Manner』のエコバッグ!依頼を頂いたのは随分前のトルコのツアーでご一緒したお客様❤️です。

 

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 (写真掲載はご本人達の了承済みです)

 

 

この仕事をしていると、『ご縁‼️』というのを本当に感じます。想像して下さい。

 

たぁーーーーくさんの旅行会社があって(何処そこを選び)、たぁーーーーくさんのツアーがあって(行き先を選び)、出発日を選んで、、、、、、我々は出逢う訳です。そこに何がしかの糸がない訳がないっ👊と、言うのが私の自論です。で、彼女達ともツアーの後に街でバッタリ再会した訳です。

 

ちなみにですよ!今、ツアー中なのですがお客様の中に3年前のエジプトツアーでご一緒したご夫婦が参加されてます(笑)!感動しましたぁー☺️

 

 

話は戻ります。

 

皆様、疑問に感じますか?

 

読者1:「何のためにそんな事を?」

読者2:「得する事あるの?」

読者3:「純粋に、、、、阿呆なのw?」

 

 

今回ブツの渡し場所となったのは、孤独のグルメにも登場したジンギスカンの店『まーさん』❗️

 

 

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はぁぁぁ〜〜んっ❤️美味しかったぁ〜〜❤️

 

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(な、生肉の写真しかなかったっ💦美味しすぎて、焼けたらすぐに食べちゃったみたいw)

 

はむぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜!

 

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って事で、私の今回の目的の答えは…………。

 

《縁を繋ぎながら美味しいものを一緒に食べたかった!》です(笑)!

 

勿論、郵送でも構いませんのでお気軽にご連絡下さいね〜☺️旅に纏わるご相談も☺️↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

chikyusanpo2016@gmail.com

 

ちなみに、来月はペルーとボリビアに参ります。年内最後のツアーです。わたしのオススメは『ホホバオイル』これからの乾燥の季節にはもってこいですよぉ〜〜☺️

 

 

では皆様、麗しき1週間をっ‼️