記憶にある中で、私が初めて読んだ小説は小学3年生の時に図書館で借りたアガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」だった。
それからシャーロックホームズなどを読み漁り、小学6年生の冬には赤川次郎、星新一、高橋克彦などを狂い読みした。
何故“狂ったように読んだ”かというと、強烈にいじめられていたからだ(笑)!
私は、赤川次郎で冒険をして、星新一で未来に想いを寄せ、高橋克彦で世に蔓延る恐怖を経験した。
そして今でも“本を読む”という行為が好きだ。
今年は本当に忙しく、仕事以外の趣味の読書をする機会が本当になかった。
だから、たった今一冊の本を読み終え、嬉しくて、こうして文字を連ねている。
何故ならその本がSNS発信の本だったから……ま、そんな気分なんです今。
別にオススメすべき本ではないので、特にタイトルは書かないが、本屋に行けば『各界で大人泣き続出‼️』とか書いてあるからすぐにわかる。
ちなみに、私は泣かなかった(笑)。まだまだ「大人」になれていないのかも知れない。
本の持つ不思議な力は、内容が面白かろうが面白くなかろうが、必ずその瞬間自分に必要な言葉が書いてあるところだ。一生心に残る言葉もあれば、刹那的な言葉もある。
それは、人との出会いや別れのようなもので、予測不可能なのだ。
少しだけ、今回出会った言葉を切り取って指を止めたいと思う。
☆人生の本当に大切な選択の時、俺たちに自由はないんだよ☆
ネガティブなセリフだから、共感はしていない。けれど、こんな気分で生きてる人もいるのかなー、と想像する。
☆永遠(とわ)も半ばを過ぎて☆
コレは中島らもの小説のタイトル。急に突きつけられた気がしてドキっ!とした。
☆本当のさよならの時、人はさよならとは言わない☆
ただ単純に「そうだな」と。
☆世界の人口は70億を超えて今日も増え続けてる。俺たちがあと50年生きるとして、人類ひとりひとりに挨拶する時間も残ってない。今日会えたことは奇跡だと思わない?☆
ありがちだけど、ありがちな事っていつも頭の何処かに置いておかないといけないんじゃないかと思う。ありがちに思えるのは、きっと何度も考えた事があって捨てられない想いだからだと思うんだよね。
私にとっては2度と読むことのない本かもしれない。けれど、本の内容も含めてSNSが(当然自分も利用者の1人として)こんなにも蔓延しているのは、きっとみんな「ここにワタシはいる」と魂を点滅させているからなんじゃないかな?
12月になりました。
みなさん、今年起こった出来事に想いを馳せたり来年の野望なんかを考え始める頃なのかな?
私はパタリと本を閉じて、「来年はインドにひとり旅にでも行くかなぁ〜」とぼんやり思考散歩中。
結局旅を続けるのね、私ったら☺️
【こうしている間にも、刻々と過去に仕上がっていく今日。アタシの今日もキミの今日も、先に続いているのは未来であって、過去じゃない。欲求を肯定せよ!そうやって日々を大切に生きていこうじゃないか!】 from 作者や色んな方へのオマージュ by あかね
砂時計(笑)!時間だけが平等よね〜💕
さてさて、お仕事モードに気分を変えてツアーの準備ばしよーかねー👊
☆旅にまつわるご相談&お土産依頼☺️は→chikyusanpo2016@gmail.comまで☆
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