皆さまこんにちわ。
今朝は、ノートルダム寺院の悲しいニュースからのスタートになりました。
先週見てきたばかりの場所が…。(写真はネットより拝借)
シテ島の歴史は古く、ユリウス・カエサルの残したガリア戦記という戦争の遠征記録によれば、紀元前1世紀の時点でガリア人のパリシイ族と呼ばれる民族が住んでいたそうで、パリの名前はこのパリシイ族が由来となっていて、シテ島のシテは英語で表現するところのシティ(街)に由来しています。
パリの街はこのノートルダム寺院があるシテ島の西側部分から始まっており、だからこそここにパリの象徴であるノートルダム大聖堂があり、パリの1区なのです。
悲劇としか言いようがありません…。(写真はネットより拝借)
1163年に着工し1225年に完成したノートルダム大聖堂。
およそ800年もの間、フランス市民の悲喜交々を見守ってきたであろう偉大な建造物が損なわれたことに、心から同情いたします。
この仕事につかなければ気にする事なく死んでいったであろう歴史の魅力というのは、そこに生きた人々を感じる事だと考えています。
だからこそ「二度と取り戻せない」という事実が大きくのしかかるのです。
今朝生け替えた窓際の花々。右下の小鳥の鉢入れに納まる観葉植物を探し中です❤️
さて、話題を変えます。
少し前に「生まれ年ワイン(ヴィンテージって事ねw)」について書きましたが、前回のパリの蚤の市で怪しいワインを購入しましてね、そのご報告でしゅ☺️
ヴァンブ の蚤の市に行ってぶらぶらしてたんですよ。
このブルーの瓶欲しかった〜😭相当古いものだし、色が綺麗!でも、400ユーロだって(笑)!
右は昔のフランスのいわゆる「ザ☆テレビジョン」ですよ。凄いものが残ってるもんですね〜☺️
そんな中で、こんなワインを見つけたんです。
1967年って…w
たったの10ユーロで…w
ありえんよね…w
こりゃ〜間違いなく偽物だろうが、1%くらいは本物の可能性もあるか?(←下心w)
結果として購入したんです(笑)!
買って歩き出したら、直ぐにフランス人のおじちゃんに声をかけられました。
おじちゃん:「余計なお世話かもしれないけど、そのワイン偽物だと思うよ…。」
アチキ:「わかってる。けどさ、偽物でも毒は入ってないでしょ?」
おじちゃん:「10ユーロだったよね?50年前のワインをその値段では絶対に買えないんだよ…。」
アチキ:「親切にありがとうね!もう買っちゃったから、トライしてみるよ!」
ってやりとりがありまして本日、じっくりと検証してみた訳です。
もちろん、アチキも偽物だと思いました。何故なら、葡萄の品種とアルコール度数が書いてなかったからです(笑)!
「ワインのお勉強」のつもりで買ったお遊びでございます。
検証していきます。
まず、この「CHATEAU LANDON」というのは存在するのか…。
あるみたいです。パリから南東に1時間半弱の所らしい…のですが、フランス語を齧っている自分としても気がついちゃいました(笑)!
フランス語だと、スペルは「Château-Landon」になるはずです。(←絶対ではありません)
もういっちょ!「MEDOC」と書いてありますね。
MEDOCは地域の名前でボルドー地方(パリよりずーーーーっと西)にあるので、パリ近郊の「CHATEAU LANDON」が記される事はないのです(笑)!
次にこの「CALVET」が何を意味するのか…。
これは1818年から創業しているワイン商の「カルべ社」です。実在します!!!
そして、カルべ社のシンボルは「鷲のマーク」なのです。
上の写真を今一度見てから、下の写真をご覧下さい。
はい!鷲の向きが逆ぅぅぅ〜〜〜(笑)!!!
もう、偽物というのは決定です(笑)!
しばしばフランスワインで「AOC」という言葉を聞くと思いますが、「AOC」とは、Appellation d'Origine Controlee (アペラシオン・ドリジヌ・コントローレ)の略称で、原産地呼称のことです。
1935年から、決められているものでラベルにはそのワインに関する事をきちんと載せて保証しなければなりません。
こんな感じね。ま、アチキの脳裏に浮かんだ「葡萄の品種も書いてなければ、アルコール度数もないなんて」の時点でアウトだった訳です(笑)!
でも、楽しかった❤️そして、勉強になりました❤️
ハイサイ!!!
4月末には「大山あかねと行くトルコツアー」の詳細をお伝え出来るかと思ったのですが、確認したところ「令和」の関係で印刷所などが大わらわのようで、GW明け(5月半ば?)の発表になりそうです。
チラシが出来るまで少々お待ちくださいませ。
日程だけ発表出来るのでお知らせしておきますね☺️
●冬バージョン(2019/12/4~12/10)は、ラグジュアリーホテルステイ(インターコンチのシービュー 指定や、アップグレードでトルコで最も高級と言えるチュランパラスホテル)と多めの自由時間がポイントで、7日間というのもお勤めされてる方にも参加しやすいかと思います。
●春バージョン(2020/4/15~4/22)は、一般的な観光メインのツアーです。
チューリップを観に行ったり、カッパドキアのミニハイキングや、「カマン遺跡」という所では、日本人発掘調査員による専門ガイドをお願いする予定です。
イスタンブールでの食事は共にフリー食ですが、それ以外のお食事に関しては厳選メニューで挑んでいます!
なお、早割も設定する予定なのでお楽しみに~(´∀`*)
☆旅に纏わるご質問やトルコツアーの資料請求はお気軽にchikyusanpo2016@gmail.comまでご連絡下さいませ☆
良かったら、トルコの過去ブログも合わせてご覧下さいませ〜(≧∀≦)
「ぶらりあか散歩 〜トルコ編〜 その3 」